たまには類と 1

るい、類ってば…!

「うにゃ…」

寝起きの類

もうお昼の時間だよ?

お昼、できたよ!

「うん…

ありがと」

類に後ろからギュッと抱きつかれる

「つくしって大きなぬいぐるみみたい」

ぬいぐるみって何よ~!!

ちょっと太ったってこと?

類がクスッと笑った

この子供みたいな

まじりっけのない笑顔に

あたしはいつも、ドキッとしてしまう

どう?おいしい?

「うん。」

黙々とあたしが作ったオムライスを食べる類

いつも類はこんなカンジ。

口数が少なくて

なに考えてるのか分からなくて

でも、あたしは

この類が作り出す

優しい空気が大好きだ

「おかわり」

え!?チキンライスなら、まだ残ってるよ

「やだ。ちゃんと卵でくるんとして」

クルンって(笑)

わがままな類

ほんと子供みたい。

でも、この類のわがままが

本当に可愛くて、愛おしくてたまらない

「ね、ケチャップでハート書いてよ」

え?ハート

こんな、照れるようなことも

類は普通に言ってくる

ドキドキしてしまうのは、

いつもあたしだけ

「つくしのオムライスおいしい。大好き」

オムライスが?

それとも、あたしが?

やっぱり

類にはいつまでもドキドキしてしまう

にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加