さよなら類11

せっかく

フランスにいる類と

電話が繋がったのに

あたしは

なにも言葉が出てこない

「もしもし」

「ねぇ、もしもし」

電話から

懐かしくてたまらない

類の声が聞こえる

優しくて

柔らかくて

いつもきいていたい

類の声

「もしもし?」

やっと言葉が言えた

でもそれ以上は

続かない

類にききたいことがいっぱいあるのに

あたしは

静さんと類がどうなったのか

知るのが怖かった

にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加