純愛セレナーデ11

「好き」

聞こえないように

小さな声で

類の寝顔に話しかけた

あらためて見ると

天使のようなきれいな顔

類の繊細な優しさが

この美しい容姿を

作り出しているように感じる

急に類が寝返りをうって

抱きしめてきた

「俺も好き」

耳元でささやかれる

さっきの

聞こえてたんだ……!

思わず赤面してしまう

でも

すごく嬉しかった

類はあまり

「好き」なんて言わないから

その言葉がすごくすごく特別で

あたしは

今、この瞬間が

宝物のように感じていた

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