純愛セレナーデ5

震える手でお茶を入れて

恐る恐る

テーブルまで持っていく

向かい合う

静さんと類は

絵画みたいにきれいで

雑誌から飛び出した

モデル達のようで

本当に本当に美しくて

お似合いとしかいえなかった

静さんって

やっぱり

すごく素敵な女性

あたしが入れた

普通の紅茶が

すごく高貴に見える

カップを持って

口に運ぶ優雅な動きに

女のあたしでも

惚れそうになってしまう

静さんのことは考えずに

もっと自信を持つことが

当面の目標だった

でもそれは

簡単に打ち砕かれる

あたしは目の前の光景に耐えられず

下を向いてしまった

類の心変わりが怖かった

にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加