心変わりの季節2

類が帰ってこない……

いつもはあたしを

散歩に誘ってくれる類が

今日は1人で出て行った

行き先を聞きたかったけど

その背中を見たらきけなかった

たぶん

怖かったんだと思う

類がこのごろ

なにを考えているのか

その答えが

ぼんやりと

なんとなく分かるからこそ

あたしは

本当の答えなんて

知りたくないと思う

あたしなんて

今の類にとっては

いても、いなくても

変わらない存在なのかも

あなたの心には

今、誰がいるの?

どんどんと日が暮れるたび

不安な心が大きくなっていく

今日は類が好きな

カレーを作った

でも、ただ虚しいだけだった

今日は一緒に食べられないんだろうなって

なんとなく分かっていたから

ただただ、

あたしは気を紛らわすために

カレーなんか煮込んでいたんだ

にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加