桜咲く頃11

「おいで」

花沢類に導かれながら

春の道を歩く

桜の花びらが散り始めている

公園にたどり着いた

そこで自分の描いた絵を

並べ始める花沢類

あっという間に人だかりができて

花沢類の絵は

すぐに売れてしまった

おぼっちゃまだからって

なめてた……

あたしはあっけにとられていた

自然体のまま

自分のできることで

お金を稼ぐ花沢類が

とてもとてもかっこよかった

今手にしたばかりのお金で

あたしたちは

パンを買った

二人で春の空気を感じながら

味わうと

まさにご馳走だった

感じたことのない安らぎ

花沢類って

どうしてこんなに

不思議な人なんだろう

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