桜咲く頃7

ニトリで買い物を終えて

両手いっぱいの荷物を抱え

川辺を歩いていた

花沢類より

少し後ろを歩く

散り始めた桜の花びらが

花沢類の肩をなでていく

ひょんなことから始まった

この同棲も

ほんの一時のことだから

あっという間に

この時間も過ぎてしまいそう

一つ一つの風景を

胸に焼き付けている自分がいた

この穏やかな優しい空気感

花沢類といる時しか

体験できない不思議な空間だった

それが心地よくて

いつも忙しなく気を張っていた私は

これが幸せなのかなって

新しい何かを知った気がした

にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加